いにしえから伝わる鹿角紫根・茜染

湯瀬ホテルスタッフブログをご覧の皆様こんにちは!
本日は、古代から伝わる鹿角の伝統的な染物、
「鹿角紫根染(しこんぞめ)・茜染(あかねぞめ)」について
ご紹介致します!

紫根染・茜染とは?
紫根染・茜染とは、ムラサキとアカネという植物の根を使用し、染める草木染の事です。
鹿角地方では、昔、自生のムラサキやアカネが豊富だったことから
1300年前の奈良時代からその根を使って染める紫根染・茜染の技法が
伝承されてきたと言われています。

江戸時代には、盛岡藩の手厚い保護を受け産業として発展し、鹿角特産の紫根染・茜染は
全国に名を知られるまでになり、朝廷や将軍家への献上品として江戸へ送られていました。

ところが、明治になって化学染料が入ってくると、
鹿角の紫根染・茜染は衰退し途絶えてしまいます。
~鹿角紫根染・茜染研究会HPより引用~

一度は途絶えた紫根染・茜染ですが、大正時代に復活。
現在もその技術を伝承し、研究しているのが鹿角紫根染・茜染研究会なのです!

研究会では、染色研究や技術交流を実施しており、
草木染の体験教室(要予約)などさまざまな活動を行っています!

当館の売店にも伝統の絞り模様の大きなタペストリーを
飾って頂いています!圧倒的な存在感と美しい発色!ステキですね~♪

その他にも、ピアスやヘアアクセサリーなど、
幅広い世代に人気のある小物なども販売していますよ♪

女性に喜ばれる、鹿角ならではのお土産になりそうですね♪
見ているだけでもうっとりしちゃう鹿角の伝統的な草木染め、
ぜひご覧ください!